ファンを満足させるSNSで有効なペルソナ設定とは

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SNSの運用で、ファンを満足させるには??

 

私自身ツイッターを運用していて、ファンを作り満足してもらえているのだろうかと、今後も課題として考えて行きたい内容ですがまとめてみました。

 

 

ペルソナ設定とは

 

目的に応じ、アプローチしたい相手がどんな人なのか明確にすることを「ペルソナ設定」といいます。

 

万人ウケするものにしようとしても、万人に共感を得られるものにするには難しいですよね。

 

そこで一人の架空の人物を想定し、プロフィールや行動や価値観、ライフスタイルなど詳細に設定していき、想定した人物の理解を深めてアピールをするマーケティングとして確立した手法がペルソナ設定です。

もとはソフト開発におけるプロダクト領域において必要な設定と言われていましたが、
インターネットの進化に伴い、ターゲットを絞ることで想定した層にアプローチがかけられる時代になり、垣根を越えてペルソナ設定の有用性に着目されることになりました。

具体的なペルソナ設定に必要な10項目

 

①基本設定(年齢・性別・居住地)

②職業(学歴・業種・役職)

③生活パターン

(起きる時間、勤務時間、寝る時間、休日の過ごし方)

④性格(価値観、悩みや興味があること)

⑤人間関係(友人・恋人・配偶者・家族構成)

⑥収入、貯蓄

⑦趣味や関心があること(インドアorアウトドア)

⑧インターネット利用状況・利用時間

⑨所持デバイス(PC、スマホタブレットなど)

⑩流行や新しい物事への感度

こうした、一人の人物をまず想定することから、よく一人に刺さる内容にとマーケティングで言われている所以ではないでしょうか。

 

かといって、一人にだけ刺さる内容というのも、実際に沢山の顧客をかかえる

ビジネスでは向いていないですよね。

 

そこで、いくつか複数のペルソナを設定してみましょう。
ペルソナは一人に絞らず複数でもOKです。

 

属性でグループ分けして属性に合わせてコアファンを増やす

 

例えば、カフェのSNS担当者を想定して
顧客のターゲットを層で捉える属性でグループ分けてみましょう。

 

1. コーヒー好きな通な人
2. コーヒーを楽しみ勉強やパソコンしたい人
3. おしゃべりを楽しみたいママ友グループ
4. 集まってトークしたり休憩する学生

1〜4と、複数のグループに対して、適切な内容は変化します。


様々なユーザーが混在しているのに、いつも「今日のコーヒーはコレです」
などの限定的で同じ単調な配信では新規のファン(ユーザー)を増やすことができないですよね。


「1. コーヒー好きな通な人」には、メニューに変化をつけ週替わりの豆を使用した内容やうんちくなどが効果的でしょう。
「3. おしゃべりを楽しみたいママ友グループ」にはコーヒーと一緒に食べれる

新しいデザートの紹介が響くかもしれません。

 

グループ分けすることで、わかることは、コーヒーに対する向き合い度に

レベル分けできるのではないでしょうか。

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私の場合に例えると、コンピュータグラフィックスやデザインの発信を主にしていますが、一般の人向けだとビジネス全盛の時代に、費用対効果的に、そもそも興味関心が薄い内容なんですよね。

 

映画やアニメを見て部分的に知っていたりすることもあるでしょうが

 

興味関心の薄い内容に対してと、私自身の捻出できる制作時間に限りがあるため

すごい有名なクリエイターでもない限りファンを作るのは難しいです。

 

そこで、万人が関心のある朝の挨拶を活用させて頂くことでイラスト好きや動画配信しているなどの、共通した内容に取っ掛かりを作り

 

もともとしている人と、関心が今後ある人と、何かに共感する人と、単純に違う世界を知ってみたい人、見ていて楽しい人を呼び込むことを目的にしています。

 

コンピュータグラフィックスをしていると、ツイッター上ではどうかわかりませんが

普段興味がない人でも直接自分の関わるものが、映像になって動いていると、とても喜ばれます。

 

 

例えば、JRの駅の開発のコンペで、クライアント向けだけにSuicaのキャラクターを

動かしたり、病院の開発案件で、ちょうどドラマの「コード・ブルー」が放送されていた時に、実際にヘリポートの救急病棟があるため、ドクターヘリをCGで作成して

動かすだけでビックリされたり、警視庁関係の建物案件ならピーポくんファミリーをCGでポーズをつけて、イベントをしている想定で作成したりしてました。

 

内容が若干ふざけているように見え、もしかすると建築業界内でも非常に珍しいケースかもしれないです。他でそういったことをしていると聞いたことがないので^^

多分、してないと思います。他社さんも一応取引経験がありますが、してないですね。

その部分が良いと思ったら、発注があるはずですが、他社さんから、そういったものを頼まれたことがないですね。

ですが、誰もが知っている日本の最大手です。ボソッ

 

私も建築好きですが、プライドの高い建築士や無駄を嫌う人にはもしかしたら、嫌がられたかもです。

私も頼まれているから作成しているので、それが一番良いとは思ってはいませんが。

若干、なにか少し社会人とは違った、ねこがわいがりというかえこひいきをされたような気がします。

ですが、偉い人ほど喜んでくれて嬉しかった記憶があります。

 

もちろん、その他の膨大な提案内容と高い建築技術、総合力があるからで一人のペルソナに刺さるではないですが、プラスの気持ちが盛り上がるはありますよね。

 

その他に、環境問題のことや、その地域の雇用を産み出したり、物流の流れや人の流入、建物自体のメリットもありますが、そういった総合的な訴求も、もしかしたら突き詰めるとペルソナがあるかもしれません。

 

他人ごとだと、興味のないことでも、自分ごとになると感心が高まるということもありますね。

 

もちろん、リリースでは著作権があるので

使われませんが、決定権のある一部の偉い人だけが見る場合に、大都市計画規模でも、そういったキャラクターや話題性のある物を利用する手法が取られることがあります。

ゆるキャラ的な効果ですね。

 

経験談を交えて考えてみましたが、複数のペルソナを設定することで、ペルソナごとにSNSの発信ができるため、ファンの離脱率を下げ、全体のエンゲージメントを高めることができます。

 

ペルソナを想定してみて、どんな内容にしたら相手に響くのか、テーマや言葉選びを検討してみましょう。

 

あ、ついでに

何か自分のキャラクターをCGで作って下さいという方は、是非^^

事例やサンプルをのせないとですね。