金木犀のお花でハーブチンキを作って1年中香りを楽しもう
普段ツイッターの朝活の方で、野草や植物の小ネタをツイートしてるのですが
つぶやきっぱなしだと、もったいないなとおもいますので
実際に、身近な野草や植物を採取して活用する方法を挟んで行こうかと思います。
今回は、比較的に処理が簡単な「金木犀」のお花を使用してみましょう。
金木犀の花は、9月から10月中旬まで咲きますが、開花すると1週間ほどで枯れてしまうため、なるべく早めに採取しましょう。
キンモクセイはリラックス効果があるだけでなく、体内の酸化を防ぐ「抗酸化作用」があると言われています。
鎮痛作用もあり、歯痛に使用されたり、うがい薬としても用いられているようです。
低血圧の改善、不眠にも効果があるようです。
取り入れ方は、乾燥させた花をお茶にしたり、シロップ漬けにしたりと簡単です。
金木犀を白ワインに漬けて熟成させた中国で有名な薬膳酒に桂花陳酒があります。
楊貴妃が愛したお酒として知られています。
日本では少し芳香剤のイメージがあるかもしれません＾＾；
今回は、もっと簡単なハーブチンキを作りたいと思います。
高い濃度のアルコールに漬け、水やお湯で抽出できないハーブの有効成分を抽出する方法です。
直射日光が当たらない場所に保管すれば、防腐することができ、約１年ほど保存ができます。
材料
・金木犀の花
・アルコール度数35～40度のお酒
※保管期間は短くて良ければ焼酎ほどのアルコール度(20～25度)でも可
・ガラス瓶などの密閉容器
作り方
①生のお花やハーブは水気を取り良く拭いて乾かしておく
②あらかじめ容器を煮沸消毒し、アルコール除菌して乾燥させる
③採取した金木犀の花をガラスなどの密閉容器に八分目まで入れ、花がシッカリ浸るまでお酒を注ぐ
※お酒よりハーブが上に浮かないようにする
もし浮くようであれば、カビてしまうため
必ずお酒を足して埋めること
④１日１回蓋をシッカリ閉めた容器を、逆さにひっくり返して３週間お酒とお花を馴染ませる
⑤３週間後に花を取り出し完成
チンキの具体的な使い方
化粧水やクリームにしたり、消臭剤にすることができます。
使用する場合は精製水で薄めて使用します。
水で薄めた場合は２週間で使い切るようにしましょう。
チンキ剤にグリセリンを入れると化粧水になります。
基本的なチンキの作り方を覚えることで、市販の乾燥ハーブはもちろん、自分で育てたハーブや身近な薬草を活用することもできます。
注意事項
身体に合うかどうかパッチテストを行い、使用した際に違和感がある場合はすみやかに使用を中止し、ご自身の責任でお使い頂けますよう願い致します。
アルコールを使用するため、子どもの口に入らないよう注意してください。
アロマで使用する場合は、妊娠中や授乳中の方は使用しないでください。
その他にも金木犀のレシピは沢山ありますので、季節限定ということもあり色々試してみたくなりますね＾＾
金木犀のジャムや香りが楽しめるグッズもありますので、お花だけでなく香り自体も楽しんでみましょう。
あのバーバリーの有名な香水もトップノートは金木犀なんですね。
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