ブログのSEOを簡単にチェックできるChrome拡張機能Lighthouseを活用してサイトの点数を可視化してみよう
ブログのSEOの状態を簡単にチェックできるChrome拡張機能「Lighthouse」
(ライトハウス)を紹介します。
Lighthouseでできること
Lighthouseは、WebアプリやWebページのパフォーマンス、品質、および正確性を向上させるためのオープンソースの自動化ツールです。検索順位は計測できません。
Google Chromeを日常的に使用しているブロガーなら、無料の拡張機能を追加してサイトのSEOの検証ができます。
ページを分析するとき、ページに対して一連のテストを実行し、
ページのパフォーマンスに関するレポートを生成します。
アプリを改善するために何ができるかを示す指標として使用できます。
2018年に「SEO」の項目が追加され、SEOチェックツールとして使用できることになりました。
分析できる指標は「パフォーマンス」「アクセシビリティ」「ベストプラクティス」「SEO」「Progressive Web App」の5つに分類されています。
Ligthouseの始め方
Chrome公式ウェブストアの拡張機能から「Lighthouse」をインストールしましょう。
拡張機能を追加したら、使い方は簡単で、レポートを出したいページに行き
拡張機能から「Lighthouse」を選択し、監査を実行します。
「Generate report」を押します。
Lighthouseで分析できること
具体的にLighthouseで何をチェックするのかは、サイトのSEOを以下の10個の観点で合格か不合格かを判定してくれます。
SEO10個の観点
①メタタグでビューポートの幅が適切に設定されている
②メタタグでtitleが記載されている
③メタタグでdescriptionが記載されている
④正常なHTTPステータスコード
⑤リンクの誘導が具体的に記載されている
(URLそのままNG、「詳しくはこちら」のあいまいなものNG)
⑥ページがインデックスを阻害している
※作成中やテストページは、インデックスされないようメタタグでnoindexを記述。
⑦適切なhreflang(言語指定)が指定されている
⑧rel="canonical"(内容が似ていたり重複している時にURLを指定)がされている
⑨FLashプレイヤーなどページ閲覧のためにプラグインを必要とする
⑩適切なフォントサイズ
SEOチェック専用としては足りない部分もあるため、GoogleキーワードプランナーやGoogleトレンドも併用しましょう。
検索順位のチェックもでき、リンク切れなどの調査もできるSEOチェックツールができたら万全ですね。
デメリットとしては、評価と改善部分の記載は英語にしか対応していないため
翻訳が必要になります。
理解できない文章ではないですが、人によって多少手間がかかるかもしれません。
ざっくり点数だけ見たい場合だけでも有効だと思います。
Lighthouseのメリット
「Lighthouse」は改善すべきところも明記してくれ、分析時間も1、2分で完了します。
サイトを新規に作成したり、サイトの改善を行いたい時に診断をしてみましょう。
アクセシビリティの診断項目については高いスコアを取ることは難しいようなので
あまり気にしなくても良さそうです。
診断結果に応じ修正を行う時、HTTP/2対応や、HTMLやJavaScript、CSSといった各種言語レベルでの修正だけでは難しい場合もあります。
一方でHTMLレベルの修正で簡単にスコアを上げられる項目もあり
満点に近いスコアを目指し、簡単にできそうな修正から手を付けていきましょう。